お墓のクリーニングと色の入れ直し、追加彫刻をさせていただきました。すっきりと明るいお墓に、呉市の富士霊園さんにて

当店のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。東広島市・呉市を中心に広島県内一円にてお仕事をさせていただいております、ひまわり石材の竹下です。呉市の富士霊園さんにて、お墓のクリーニングと色の入れ直し、追加彫刻をさせていただきましたので、ご紹介します!

 

【施工前後の様子】

 

ご家族様がお亡くなりになり、お名前の追加彫刻のご依頼いただきました。呉市の富士霊園さんにあるお墓の場所を伺って、早速見に行かせていただきました。

 

こちらが施工前のお墓です。ご依頼いただいた彫刻の件を確認し、ご納骨を控えていらっしゃるということでしたので、お墓の状態も合わせて確認をさせていただきました。

 

棹石のすぐ下、上台と供物台です。ご家名と家紋の部分の白色がずいぶん落ちて、下の石の色が見えてしまっていました。また、水垢などの汚れもたくさん見られました。茶色っぽく見えているのが水垢です。

 

供物台の下、花立ての下の方にも茶色い水垢がびっしりついていました。建てられてから長い年月の間に少しずつ溜まった汚れです。ここまでになると通常のお掃除ではとることは難しくなります。

確認したお墓の状態をお客様にお伝えすると、やはりきれいなお墓でご納骨を迎えたいとのことでした。この機会に、追加彫刻と合わせて、お墓のクリーニング・色の入れ直しをさせていただくことになりました。

 

まず、ひとつひとつ丁寧にきれいにするため、供物台と花立てを取り外します。

 

取り外した部品をまず水洗いし、それだけでは取りきれない汚れは専用の道具や洗剤を使用して落としていきます。普段のお掃除の際に、こういったものをひとつずつ動かしてきれいにするのはなかなか大変ですし、大きいものは重いので落としたりぶつけたりすると石が欠けてしまう原因にもなります。

 

きれいにクリーニングして据え付け直し、色も入れ直して完成です!

 

上台のご家名と、供物台の家紋です。色を入れ直してくっきりと文字が見えるようになりました。同じ色をまた入れる際も、必ずもともとの色をきれいに取って、新たに入れ直します。はがれかかっているペンキが残っていると、その上から新しく色を入れてもまたはがれてしまうことになります。また、白色の場合は特に、必ず複数回重ねて入れて、きれいにくっきりと仕上がるようにしています。

 

供物台下と、花立てです。芝台の設置部分にびっしりと茶色い水垢などの汚れがついていましたが、ここまですっきりときれいになりました! この供物台も花立ても、ここに設置したままではここまできれいにはすることはできません。

 

お墓本体だけでなく、入り口の階段部分や墓前灯篭の設置面にも水垢等がたまっていましたが、こちらもすっきりきれいにしました。全体にすっきりしたので、お墓がずいぶん明るくなりましたね! きれいになったお墓でご納骨も無事に終えられて、お客様には喜んでいただけました。

追加彫刻等のご相談を頂いた際にお墓のことで気付いたことなどをお伝えすると、「せっかくだからお墓をきれいにして納骨を迎えたい」というご依頼を合わせていただくことは、今回に限らずたくさんあります。大掛かりな修理ではなくても、今回のようにちょっと手を加えるだけで心置きなくご納骨の日を迎えることができますし、通常のお掃除では難しい部分までプロの手できれいにできますので、ぜひご相談いただければと思います。また、ご納骨などの機会に限らず、普段のお参りも気持ちよくしていただけるようになりますので、最近お墓の汚れが気になる・・・という方にもおすすめです。 必要以上、ご希望以上のことをお勧めすることはありませんので、どうぞ安心してご相談ください^^